熱海を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所12選
更新日:2019年08月06日
温泉の街とも、避暑地とも言われている観光名所が熱海です。
静岡県に位置していますが、神奈川県と接する県境に位置しており都心から近く、毎年のように多数の観光客が訪れるなど賑わっている場所として知られています。
良質な温泉が湧き出ている熱海温泉街は、古くから人々を癒してきています。
そんな熱海に観光に行くならば知っておくべきオススメ観光スポットをご紹介したいと思います!
これを知れば、熱海の観光がもっと楽しくなるハズです。
ここでは、熱海を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所12選についてご紹介していきます。
1.熱海サンビーチ
人工海水浴場として知られており、南国ムードを演出している作りが東海関東地方では珍しく多くの観光客が訪れます。
営業時間は7月の中旬から8月下旬にかけての1ヶ月程度になります。
シャワーやコインロッカー、更衣室、海の家等の施設は全国のどの地域よりも充実しており、気軽に海水浴を楽しめるので人気になっています。
駐車場などは有料となりますし、最近は海岸でのマナーが悪い人が多く規制が厳しくなってきています。
ビーチ内は禁煙となっており、騒音問題が解消されなければ飲酒や音楽活動なども禁止されていくようです。
熱海サンビーチは、夜になると砂浜がライトアップされる珍しい海岸であり、幻想的なムーンライトビーチに変身します。
この演出には多くの人が感動を覚えるということもあり、口コミで広がっていき、今では全国各地から人が訪れるようになるまでに成長しました。
2.来宮神社の大楠
熱海の観光としてちょっと意外に感じるのが神社です。
来宮神社にでかでかと聳え立つ大楠が最近観光客の間で人気を得ています。
このように大きくなる楠は日本でも珍しく、2つの大楠が立っています。
この来宮神社は創建時期などは定かにはなっていませんが、資料によると710年に熱海の漁師が網に木の根がかかることが3度ありました。
不思議に思った漁師があらためてみると、神像のようであったので、近くの松の下に祀って、持っていた麦ごろかしを供えたところ、その夜の夢に五十猛命が現れてお告げを言ったそうです。
その命により、現在地に遷祀したとされています。
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木の根を神体としたことからこの神社の名前を「来宮(木の宮=きのみや)神社」という名前にしたと言い伝えられています。
漂着物を祀ったことに始まり、祭った神様を木の神である五十猛命にするなど「キノミヤ信仰」が顕著に認められる神社として有名な場所です。
この神社では、7月15日に毎年恒例のお祭りが開催されます。
創建の事情に因んで、麦こがしを中心に、百合根、ところなどを供えます。
またお祭りにあわせて、7月15日、16日には木の根を拾ったとされている大浜海岸までお神輿をかつぎます。
これらはこがし祭りと言われており、多くの人が参加するなど昔の伝統を維持させていると理解できます。
このこがし祭りは静岡県の指定無形民俗文化財に指定されています。
踊り手は来宮神社鹿島踊保存会の男性30名程度で構成されており、色紙をいれた柄杓を持ちます。
これらからこぼれ落ちた色紙は厄払いの意味を持つとも言われています。
さて、観光客のお目当てであるのが、国の天然記念物に指定されている「阿豆佐和気神社の大クス(あずさわけじんじゃのおおくす)」になります。
これは来宮神社本殿の裏にあり、推定樹齢は2000年を超えていると言われ、一部はすでに枯れてはいるが樹高は約20mあり幹周りは約24mもある大楠で、昭和8年に天然記念物に指定されました。
これを1週すると寿命が1年延びるや、願い事が叶うなどと信仰されています。
以前は境内に7株の大楠があったのですが、大綱事件という漁業権を巡る論争が起こり訴訟費等に捻出されたために、5株が伐採されてしまいました。
そうした背景があることで現在は2株の大楠のみとなっているのです。
実は旧記によると、現在そびえ立つこの大楠も伐採の対象となっていました。
ですが伐採をしようとするとその木の前にいきなり白髪の老翁が現れて立ちふさがったということです。
この木には何かがあると感じた人々は、神木としてこの楠を崇めるようになりました。
3.熱海城
観光名所として建設されたのが「熱海城」です。
歴史上、この場所に熱海城があったということはないのに建設されたという珍しい城になります。
この熱海城は1959年に海抜100mの位置に建てられました。
外観5重、内部9階の日本の城郭に見られる天守を模して造られた鉄筋コンクリート造建築であり、天守閣風建築物と呼ばれています。
熱海城の天守からは、熱海市外、初島、大島、相模湾を一望できる場所として知られており、週末になると観光客が多数訪れます。
歴史上存在しなかった城郭で、完成当初はさほど注目されずに、ひとつの観光モニュメントとしか捉えられていませんでした。
かつては地下に温泉施設があり、隣接する離れは宿泊棟でしたが、それらは共に閉鎖されてしまいました。
あまり観光誘致という面では大々的に成功とまではいっていないのが現状のようです。
施設としては充実しており、天守閣展望台や足湯、さらにはトリックアート劇場に至るまで、遊び心満載の施設となっており、多くの人が楽しむ姿を確認できます。
地下には無料で遊べるゲームセンターが用意されているので、小さな子供にとってはまさに楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
熱海城の施設は、6階が天守閣と甘味処が用意されており、5階と4階には江戸体験コーナーがあります。
2階には日本城郭資料館やマッチ棒城郭模型、名人の造る芸術品などが飾られています。
さらに1階にはジェット足湯や武家文化資料館などがあり、各階に見どころが多いというのも人気の理由となっております。
補足情報として、3月から4月にかけては約200本の桜が咲き乱れ「桜の名所」としても人気を呼んでいます。
4.熱海梅園
日本一早咲の梅、そして遅い紅葉で有名なのが熱海梅園です。
明治19年に開園をし樹齢100年を超える珍しい梅の古木を含め、454本もの梅があります。
梅に始まり、桜、新緑、紅葉と梅園は四季を通じて楽しむことができるので観光客からも人気があります。
園内には「梅見の滝」や「中山晋平記念館」、「韓国庭園」が、また隣には「澤田政廣記念美術館」があります。
毎年1月中旬から3月中旬にかけては「熱海梅園梅まつり」が開催されるのを皮切りに、6月上旬から中旬にかけては「ほたる鑑賞の夕べ」を開催しています。
楽しいイベントが盛りだくさんの熱海梅園は常に多くの人で賑わう場所です。
5.伊豆山神社
静岡県熱海市伊豆山上野地にある神社として知られているのが「伊豆山神社」になります。
全国各地に点在する伊豆山神社や、伊豆神社などの起源になったとされており、この神社が事実上の総本社格となっています。
桜の名所とも知られている伊豆山神社ですが、修験道の始祖とされている役小角は、伊豆大島へ配流された折にこの場所で修行をしたとされています。
また、空海が修行した伝承もあるように、多くの仏教者や修験者がこの場所で修行を積んだといわれているほどの霊場でした。
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明治維新の神仏分離令によって、寺を分離して伊豆山神社と称するまでは、真言宗などとの関りがとても深く、高野山真言宗である般若院の別当寺が伊豆大権現と等しく祀られていました。
ですが勢力間の争いや、この地区が有史以来何度も沈下して、摂社や末社などが海底遺跡化したことや、火災などによって史料が紛失し、山の歴史には不明点が多く、調査や研究というのが待たれている状態です。
この場所が源頼朝と政子の恋の舞台だったとされているので、今でも縁結びや恋愛成就の神社として根強い人気を誇っています。
祭神は
- 伊豆山神(あめのおしほみみのみこと)
- 拷幡千千姫尊(たくはたちぢひめのみこと)
- 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
となっています。
この神社がいつ建てられたのかは不明な点が多く現在でも定かにされていませんが、神社に伝わる言い伝えなどによれば、紀元前5世紀前後にはすでに存在していたとされています。
最初は別の山に建てられていましたが、上記でも記述したように沈下などの影響もあり、場所を移動してきていると言われています。
6.起雲閣
熱海市指定の有形文化財として指定されているのが、起雲閣(きうんかく)です。
1919年に建築され現在は実業家の別邸となっており、所有者が変わった後は旅館として営業をしていたが2000年からは熱海市所有の観光施設となっています。
日本近代建築の特徴を備えており、暖炉やガラスの採光、そしてローマ風呂といった大正時代以降のモダンな建築様式が残っています。
尚、旅館として営業をしていた時には、文学でお馴染みの太宰治など多くの人に愛されたといわれています。
緑豊かな庭園を備える三千坪の敷地を有しています。
7.初島アイランドリゾート
静岡県内に唯一ある友人島であり、リゾート施設が立ち並ぶのが「初島」になります。
その中にあるのが初島アイランドリゾートで、1964年に富士急がオープンさせました。
高度経済成長期のレジャーブームで東京から日帰りで行ける島として人気を呼び、ピーク時には年間15万人の来場者がありました。
ですが、老朽化が激しくなるなどして集客力が落ち、2006年に全面改装をしてプールやスパ、キャンプサイトを備えたアジアのビーチリゾートをイメージした施設となりました。
エクシブ初島と呼ばれる会員制リゾートクラブがバブル景気の時に作られたが、景気悪化の影響もあり贅沢をするほど余裕がある人がいなくなってしまった関係もあり、経営を続けることが難しいとされてきました。
その後は、企業が倒産し、違う会社が経営を続ける形となり、現在のエクシブ初島は存在しています。
初島アイランドリゾートは自然を生かしたテーマパークがあり、何百種類もの南国の植物と、アジアのフードやドリンクを楽しむ「アジアガーデン」海泉浴「島の湯」、夏季限定の「海のプール」などがあり一年を通じて楽しめます。
8.アカオハーブ&ローズガーデン
海抜230mにおよぶ20万坪の大自然を満喫できるのが「アカオハーブ&ローズガーデン」になります。
ハーブとバラに彩られた10の庭園を楽しむことができます。
多種類のハーブや噴水がとても美しいイタリア式の庭園である「ハーブガーデン」とイギリス調の「オールドローズガーデン」、世界最大の巨大盆栽「鳳凰の松」が置かれた日本庭園の「天翔」など、世界の花に囲まれた風景が絶景だと評判が高く、観光客からも人気があります。
ハイヒールにおしゃれな帽子、日傘スタイルで気軽にガーデンウォーキングや小型犬と一緒にガーデン巡り、またタクシーを利用したラクラク園内遊覧など楽しみ方は様々です。
バラとハーブに囲まれたガーデンウェデイングやコンサート、さらにはパーティなども開催されています。
ハーブ工房ではフラワーコロンづくり・ハーブ石鹸づくり・安眠香り袋づくりなども体験ができます。
その他、イタリアンレストランやハーブハウス、ローズハウス、ティーテラスにガーデニングショップなどもあり、1日を通して楽しめるのが魅力です。
9.走り湯
相模の海に臨むのが「走り湯」と呼ばれる場所です。
ここは日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉のひとつと数えられています。
今から約1300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から「走り湯」という名称が誕生したと言い伝えられています。
明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰されてきました。
奥行5mの洞窟から今も70度の湯が1日7000トンも湧き出ており、源泉は神秘的な光景が広がっています。
10.マリンスパあたみ
熱海の観光名所として外せないのが「マリンスパあたみ」になります。
ここは誰もが気軽に熱海の温泉を満喫でき、全天候型健康運動施設として人気を呼んでいます。
熱海ならではのオーシャンビューが望み、目の前には青い海が広がり、温泉そのものの気持ちよさだけでなく、熱海が誇る素晴らしい自然を堪能することができます。
中でも3階の屋外温泉施設では、お湯につかりながら熱海湾が望めますし、どんな季節、天候に来たとしても全天候型屋内施設になっていますので、いつでもSPAリゾートを楽しむことができるでしょう。
高低差およそ8メートルものウォータースライダーや温泉プールでアクティブに体を動かすことも、健康温泉浴室や入浴施設でじっくりと体を癒すこともできます。
楽しみ方は人それぞれ違うというのも、マリンスパあたみの面白いところです。
水着着用で温泉を満喫できる施設なので、性別隔てられることなく家族やカップル、仲間たちなどがみんなでいっしょに楽しい時間を過ごせるというのは良い点です。
また水着を持っていなくても館内で販売、またはレンタルをしていますので、突発的な予定だったとしても安心です。
大人も子供も楽しめる施設として、最近人気急上昇中の観光施設です。
11.家康の湯
熱海駅前には熱海の天然温泉を使用した足湯である「家康の湯」があります。
ここは、徳川家康来熱400年の記念事業として設置され、連日多くの観光客が利用しています。
大人が12人くらい同時につかれる場所ですので、カップルや家族とのんびりつかるのが可能です。
タオルの販売機もありますので、タオルが無いと思っても気軽に利用できるのも嬉しいところです。
12.韓国庭園
熱海観光として最近人気が出てきた場所が「韓国庭園」です。
2000年の9月に日韓首脳会談が熱海で行われた際に、熱海梅園を訪れ園内を散策し歓談が行われ、日韓の有効の絆を深めたことを記念して、朝鮮時代の伝統様式と手法を取り入れた庭園を整備しました。
韓国庭園を日本の庭園のように限定された空間で簡潔するスタイルを取らずに、自然景観の結びつきを大切にしてつくられ、それを支える外部の空間を「外庭」として空間構成がされています。
日本では珍しいタイプの庭園になっていますので、観光客が絶えず訪れています。
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