福岡を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所10選
更新日:2019年08月06日
九州で一番栄えていると言われているのが福岡県です。東京、大阪、名古屋に次ぐ第四の都市として古くから繁栄をしてきました。
歴史や自然と都会が上手く融合しており、非常に面白いと言われている場所です。
ここでは、福岡を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所10選についてご紹介していきます。
1.マリンワールド海の中道
福岡においてリゾート施設が多く立ち並ぶ場所で有名なのが「海の中道」です。
ここは、、志賀島と九州本土とを繋ぐ陸繋砂州であり、細長い陸続きの天然の橋のような形をしています。
全長約8 km、最大幅約2.5 kmの巨大な砂州で、この砂州の北は玄界灘、南は博多湾となっているのです。
目玉はその付近にあるマリンワールド海の中道という水族館になります。
正式名称は「海の中道海洋生態科学館」と呼ばれており、1994年に博多湾に漂着したメガマウスのホルマリン標本が展示されています。
1989年4月に開館し、1995年4月に改装・増築されることになりました。
「対馬暖流」をテーマに熱帯から温帯、寒帯の魚350種類20,000点を暮らしぶりそのままに見ることができるのが特徴です。
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館内には、魚類の他にイルカ、ゴマフアザラシ、ラッコ、ウミガメなどが展示されているおり、イルカ・アシカショーや巨大なシロワニが泳ぐパノラマ大水槽が目玉です。
2000年より夏休み期間を中心に夜間営業を行っているので子供連れでもゆっくり楽しむことができますし、夜の知らない海洋生物を観察することができます。
この建物は、国営海の中道海浜公園と隣接している関係で、市街地にありながら喧騒から離れた自然豊かな環境を構築しているので非常に過ごしやすい場所です。
貝殻をモチーフとした建物は半円形のデザインで、ワイヤーで固定されたテント型屋根の特徴的な外観であり、パンフレットなどにも利用されています。マスコットキャラクターはメガマウスをモチーフとした「メガトット」です。
目玉はイルカやアシカショーです。
バンドウイルカやカマイルカ、コビレゴンドウなどを飼育しており観客を沸かせてくれます。
そして開業20周年記念として誕生したのが、かいじゅうアイランドです。
ここは、海獣の飼育展示用途の施設となっており、カリフォルニアアシカとゴマアザラシがそれぞれ暮らしています。
日本で海獣と呼ばれる生き物を飼育しているところはあまりなく、貴重な場所となっています。
マリンワールド海の中道では、開館以来教育や研究などに力を入れています。
館内外の体験施設や学習施設などを作ることにより、世界中の研究機関などが注目するようになり、まるで授業を行えるのではないかというほどの規模になっています。
2.のこのこしまアイランドパーク
博多湾に浮かぶ能古島の北端に広がる15万平方mの自然公園として有名なのが「のこのこしまアイランドパーク」です。
海を背景にコスモスや菜の花など四季の花々が咲き、自然の中でゆっくり過ごすことができるのが魅力的であり、平日は地元の人で賑わいますが、週末になると県内外からも観光客が訪れるほどの人気を誇ります。
園内には昔の博多の町並を再現した「思ひ出通り」、動物園、アスレチック、レストラン、宿泊施設などがあり、日帰り・宿泊で楽しめるほど充実した場所です。
ゴルフをアレンジしたオリジナルスポーツ「のこのこボール」や陶芸、絵付など様々な体験も人気です。
芝生広場で昼寝をしたり、子供たちは公園内を元気に走り回ることができる等、親子やカップルで楽しめる公園として広く慕われています。
のこのこ島アイランドパークがある能古島は、対岸に福岡ドームや福岡タワーなどを眺めることができ、都心部に近いのにもかかわらず自然が豊かで地元の人に愛されている行楽場所です。
夏場はきれいな海が特徴の海岸で海水浴を楽しむこともできます。
能古島に行くには船を使うしかありません。
しかも、この島の道路は非常に狭いのが特徴ともあり、車の乗り入れは島民が優先され観光客はその後ということになりますが、ほとんどの人が車は駐車場に停めて乗り入れしないようにしています。
島内の交通に関してですが、島の中心集落などを中心として車が通れるほどの道路はありますが、その他は歩行者や、自転車が通るのがやっとと言った道路ばかりで入り組んでいます。
また、島内では西鉄バスが運行されています。
概ね1時間に1本ですが主要な観光地へは行けるようになっていますので便利です。
3.太宰府天満宮
福岡の観光地として外すのができないのが「太宰府天満宮」です。
ここは日本全国から毎年200万人以上の参拝者が訪れるとされており、京都の北野天満宮とともに、全国天満宮の総本社とされており、広く信仰されています。
名物といえばやはり梅の花です。
毎年シーズンになると参拝客だけでなく、観光客も足を運ぶほどのキレイな景色を作り上げます。
この時期には巫女が「梅の使節」として総理大臣官邸など各地を訪れて梅の盆栽を寄贈するのが習慣となっています。
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太宰府天満宮は、初詣の数が毎年全国の上位10位以内に入るほどの賑わいを見せ、初詣以外にも上記のように梅のシーズンになると全国各地から多数の参拝客ならびに観光客が訪れるので混雑します。
さらに、学問の神様としても有名なので、受験時には全国から受験生が参拝するのが通例となっており、九州の修学旅行の際には行程に組み込まれていますし、海外からの観光ツアーにでも組み込まれます。
4.スペースワールド
※現在は閉鎖されました
福岡観光として忘れてはならないのが「スペースワールド」になります!
定番中の定番であり、平日でも地元住民から愛されて止まない場所になります。
日本で唯一、宇宙を題材にしたテーマパークであり、宇宙冒険旅行を疑似体験できるスリルあふれるアトラクションなどを楽しむことができます。
スペースワールドでは四季を通じてさまざまなスペシャルイベントを開催しています。
期間中はレギュラーショーがスペシャルバージョンになるほか、スケシャルショーが開催される場合もあります。
夏には「花火イリュージョン」が開催されることでも知られており、常に人気を誇っています。
5.福岡タワー
福岡のシンボルともなっているのが「福岡タワー」になります。
ここは、福岡市早良区のシーサイドももち地区のRKB毎日放送の本社内にあるランドマークタワー(電波塔)であり、高さは234mあります。日本で1番高い海浜タワーということでも知られています。
1989年のアジア太平洋博覧会にあわせて建設されました。
福岡タワーの目玉はなんと言っても屋上から眺める景色です。
最上階の展望室へは専用のエレベーターで約70秒・高さ123mの場所にあり、展望室からは福岡市の市街地を一望することができます。
この景色はまさに絶景との呼び声も高く、日本を代表する都市である福岡市を広々と眺めることができるので気持ちが良い場所です。
夜になるとさらに美しさは倍増し、昼とはまた違った顔を持つのが特徴です。
外観は8000枚のハーフミラーで覆われた正三角形の形状をしています。
三角柱の上部には福岡市の市章を見ることができます。
通称「ミラーセイル」と呼ばれていますが、あまりこの名前は浸透はしていないようです。
例年、クリスマスや七夕の時期になるとイルミネーションが施され、最上部の壁には電光掲示板で絵が点灯されるつくりとなっています。
また、ゴールデンウィークと体育の日前後には非常階段を一般開放しており、1階から展望室までのおよそ577段を登るというユニークなイベントも施されています。
6.青龍窟(せいりゅうくつ)
福岡県にある鍾乳洞として有名なのが「青龍窟」です。
昭和37年には洞窟全体が国の天然記念物に指定されたほどであり、全国的に見ても貴重な鍾乳洞として人気を誇っています。
この場所は、上・中・下の三段の洞窟が繋がった構造で、それぞれが別々の入り口から入れるようになっています。
全長は3kmとされていますが、正確に測ったわけではありませんので、暫定とされています。
石灰岩の棚からテラス状に張り出すなどのように、内部はとても複雑になっており、大きさは福岡県内では最大規模となっています。
ここは以前は修験道の修行場にもなっていた時期があり、釈迦・文殊などの像が発掘されており、歴史的にも重要な場所であったのを知ることができます。
1976年にはなんとナウマンゾウの頭蓋骨化石が出土されています。
なお、この場所は証明の設置などの観光化というものはされていませんし、足元などはかなり地形的に複雑になっている関係で、足腰が悪い人は無理をしないほうが無難です。
7.北九州市ほたる館
福岡県北九州市は、多くの河川にホタルが生息していると言われています。
そんな中誕生したのが「北九州市ほたる館」です。
ここでは、ホタルをはじめとした水生生物について学ぶことができます。
館内にはホタルの幼虫やメダカが暮らす水辺を再現した大型の生態水槽などがあるほか、パネルや模型でホタルの生態や生息環境について解説するコーナーなどがあります。
ホタルの成虫観察は昼間の開館中にヘイケボタルならば1年中、ゲンジホタルは5〜12月ごろまで光る様子を観察することができます。
都市開発などの関係で年々ホタルが見られる場所というのは少なくなってきました。
子供の中には天然のホタルを見たことがないという人が意外にも多いのです。
そうした中、都会と自然が程よくマッチしている北九州市においては、身近な場所でホタルを観察することができる絶好のロケーションエリアになります。
天然を見た後にでも、北九州市ほたる館に訪れてみてください。
ほたるについてより詳しく学べ、大人でもあまり知らないホタルの光る仕組みなどを学べるのです。
8.立花氏庭園
福岡県の名勝として知られているのが「立花氏庭園」になります。
ここは福岡県柳川市にある旧柳川藩主立花家の屋敷であり、歴史的にも重要な場所になります。
江戸時代に、藩主立花家の別邸だった「おはな」に主に明治時代に設けられた屋敷および庭園のことを指しています。
昭和58年に屋敷地の西半分が「松涛園(しょうとうえん)」として国の名勝に指定されるようになりました。
その後平成23年には残りの東半分も登録され、屋敷全体が「立花氏庭園」として国指定の名勝になったのです。
これにより休日だけでなく、平日にも多数の観光客が訪れる場所として知られるようになりました。
宮城県松島の景観を模した日本庭園松涛園は、海に見立てられた池とその周りに無数に石が置かれているのが特徴となります。
辺りには280本以上の老松が覆い茂り、彩りを添えています。
庭園はひとつのテーマとして壮大なスケールで描かれていますが、立花氏庭園はまさに集大成とも位置づけられるほどの立派な造りとなっているのです。
池の水は柳川城の堀の水を循環させるように作ってあり、生き物が豊富なためか冬場には鴨が飛来し、それもまた冬の風物詩となっています。
現在この場所は旅館として営業しているのですが、宿泊者でなくても庭園を観光することはできます。
9.門司港レトロ地区
福岡の観光場所として常に評価が高いのが「門司港レトロ地区」です。
ここは大陸貿易の玄関口として1889年に門司港が開港された場所になります。
開港されるや港の周辺には海運会社や商社などの西洋建築物が次々と建てられることになりました。
それらを修復し復元して集めたものが門司港駅とその周辺エリアになります。
そのため、この地域を「レトロ」と呼んでいるのです。
門司港レトロ地区にはノスタルジックな洋館のほか、ショップやレストラン、美術館などもゾクゾクと登場して、今では福岡県有数の観光スポットとして人気を集めています。
この場所は1988年から整備を開始して1995年にグランドオープンしました。
門司港レトロ地区にある建築物は皆趣向をこらした作りになっており、門司港ホテルや国際友好記念図書館、海峡ドラマシップ、門司遊船ビル、旧門司税関などは、昔の西洋を思い出すようなつくりになっているのを知ることができます。
これらは写真撮影などをして思い出作りに最適な建築物ですから、多くの人が写真を撮っています。
名物は焼きカレーです。門司港発祥とされており、年間にかなりの数を販売しており、観光商品の目玉になっています。
門司港焼きカレーマップには数十軒の店が紹介されています。
また、バナナの叩き売りというのも目玉です。
これも門司港発祥とされています。独特の口上が特徴です。
このように門司港レトロ地区には、歴史的な背景から様々な独特な雰囲気を感じることができるだけでなく、ユニークなお土産なども売っているので幅広く支持を得ているのです。
10.小倉城
福岡の観光で忘れてはならないのが「小倉城」です。
観光パンフレットに掲載されるほど人気であり、常に観光客が絶えない場所でもあります。
成り立ちとしては、小倉城は13世紀中ごろ、紫川河口西岸にあった丘に築かれたといわれており、近世の江戸時代前後に毛利勝信が現在見られるような縄張で総石垣造の城郭を築き、細川忠興が南蛮造の天守などを建ててきました。
天守閣は4重5階の大天守と、1重の小天守からなる連結式層塔型天守であることが知られています。
大天守は最上階が幕府への遠慮によって重数を少なく見せるために、また雨よけのために雨戸で覆われた下層よりも張り出しています。
天守は1837年の失火によって御殿と共に焼失してしまい、天守台には「御三階」と呼ばれる建築を建てて天守の代用としていた時期がありました。
現在のような形になったのは昭和30年代のことです。
昔の書籍をもとにして、鉄筋コンクリート構造によって復興されました。
いまでは、それが福岡のシンボルとして活躍しているのですから不思議なめぐり合わせでもあります。
この城は完全に焼失し、その後復興したという日本ならではの復興をイメージした城であると言われています。
また、この場所には10年間だけ遊園地が作られていたということもあり、昔はここ一帯を大型観光地にしようという計画がありました。
ですが、人口の問題や交通機関などの都合もあり途中で断念するようになったようです。
静かなイメージがすっかりと定着しているこの場所ですが、それがまた風情があるということで、県内外からも週末や大型連休には多数の人が訪れるなど人気の場所となっています。
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