広島を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所11選
更新日:2019年08月06日
九州と関西を結ぶ中継地点であり、昔から港を中心に栄えてきた広島。交流が盛で、様々な場所で伝統的な祭りが実施されています。
そして、海にも山にも近い立地が影響し、食文化が発展してきた場所でもありました。
ここでは、広島を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所11選についてご紹介していきます。
1.原爆ドーム
戦争の悲惨さを世界へ向けて発信し、平和な世の中を築くことを願っているシンボルです。
原爆ドームと呼ぶのが一般的ですが、元々は広島県産業奨励館として機能しており、相生橋の南側と元安川に面して立っています。
原爆によって半壊し、崩れかけた外壁と鉄筋をむき出しにした無惨な姿になってはいますが、被爆当時から残る数少ない建築物で、世界遺産にも登録されている日本を代表する観光スポットです。
普段どうしても忘れかけてしまう戦争という姿を、今一度思いださせてくれる場所です。
毎年世界各国から観光に訪れる人が後を絶たず、戦争の悲惨さを感じるものは人類共通なんだと感じさせてくれます。
交通アクセスも格段に向上し、さらなる誘致を実施し、原爆ドームから世界へ向けて平和のメッセージを送っています。
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現在も世界遺産登録解除の動きが進んでいることを覚えておく必要があるでしょう。
原因は景観の悪化です。
マンションやビルなどが原爆ドーム付近にまで立ち並び、辺りの景観は一気に変化しました。
その当時を思い出させてくれる状態を常に維持しておかなければ、世界遺産として登録しておくのは難しいのです。
そこで電柱を地下に建設したり、放置自転車やゴミなどはすぐさま撤収されるなどの徹底した管理をすることで、現在も世界遺産を保つことができます。
原爆ドームのすぐ近くに聳え立つビル群。
時代の変化を感じる一面ではありますが、世界遺産登録が解除されてしまうのではないかという危機感も同時に存在しています。
その点についても、観光の際に確認してみるのも良いでしょう。
2.宮島
広島の観光として外せないのが、宮島でしょう。
世界遺産に登録されているということもあり、原爆ドームとセットで観光に来る人が絶えない場所です。
島の14%が世界遺産という貴重な場所でもあり、古い歴史を感じさせる街並みは必見です!
宮島の観光として多くの人で賑わうのが厳島神社です。
推古天皇即位の6世紀末に創建され、12世紀に時の権力者であった平清盛により復建されて現在の形になりました。
瀬戸内海に置かれた大鳥居は、海の守り神として崇拝されてきています。
この鳥居は平安時代から数えて8代目のものであり、1875年に完成しています。
海を敷地とした大胆な造りとユニークな構成が現在でも活き活きと感じれるので、先代の知恵と発想力がいかに素晴らしかったのかを感じれるでしょう。
さて、宮島は厳島神社だけではありません。
厳島神社の手前に畳1000枚分近い広さを持つ場所という意味で、千畳閣(豊国神社)と呼ばれる豊臣秀吉ゆかりの神社があります。
また、日没には鳥居、神社、五重塔がライトアップされさらに幻想的な姿を魅せてくれますので、遊覧船に乗りながら、さらには宿泊しながら昼間とは違った宮島を楽しむこともできます。
あまりメジャーではありませんが、「みやじまマリン」の愛称を持つ宮島水族館もあります。
1日では堪能しきれない!と言われるほど、宮島には観光する場所がいくつもあるのです。
初めての人も、もう一度訪れたい人も、病み付きにさせてくれるのが宮島です。
3.大和ミュージアム
戦艦「大和」を建造した日本一の海軍工廠としてその名前を全国に轟かせたのが広島県呉市です。
当時日本だけではなく、世界最大の戦闘能力を持っていたと言われている大和を造った技術は相当なものです。
戦後からおよそ10年程度で世界一の造船国として日本が復活する一躍を担った存在だと言われています。
この大和ミュージアムでは、当時の戦艦の様子や出来るまでの過程、時代背景などを学ぶことができ、日本の造船技術がいかに当時優れていたかを学ぶことができます。
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大人向けかと思いきや、子供も楽しめる施設であり、優しく戦艦大和について知れるようになっています
今では風化しつつある問題に対していつの世代にも積極的にアプローチしていく姿に感動する人は多いです。
広島は、戦争の悲惨さを物語る施設が多くあります。
その過程で造るようになった戦艦大和。
人と戦争の無くならない溝を呉で感じることが可能とあって、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)は常に観光客で賑わっています。
4.妹背の滝
広島県廿日市市にある「妹背の滝」は広島の自然を代表する人気観光スポットです。
高さ50mの雌滝と、水量が豊富であり30mの落差をダイナミックに流れ落ちる雄滝が二つ並んでおり、古くから夫婦滝といわれています。
麓の大頭神社から滝に続く遊歩道はハイキングコースとして整備されており、老若男女誰でも気軽に運動を楽しむことができます。
もちろん新緑に囲まれた中を歩きますので健康にも良いですし、気分転換として利用する人もいます。
普段は地元の人に愛されている場所ですが、実は休日になると遠方からも観光客が訪れるほどの人気を誇っています。
交通アクセスも良好であり、遠方からでも気軽に楽しめるのも観光オススメスポットとして良い点です。
5.広島城
日本100名城のひとつとして数えられ、天守閣が国宝として以前は認められていた、歴史的建造物とされていました。
1589年に毛利輝元が造ったとされており、江戸時代には広島藩42万6000石の浅野家12台の居城となり増改築が繰り返されてきました。
1871年に廃藩置県が行われ、藩政体制は終わりをつげることになります。
次第に広島城は軍用施設として使用されるようになりました。
陸軍の極秘資料が置かれたり、日本の半分の兵力を持っている第二総軍司令部が広島城を本丸として構えていました。
アメリカ軍からは、広島城は原爆投下のターゲットとして認知されており、重要な軍用施設であると考えられてきました。
そして1945年8月6日に投下された原子力爆弾により天守閣を含む全ての建造物は一瞬にして吹き飛ばされてしまいました。
爆風で吹き飛んだものと思われた天守閣ですが、比重に耐え切れずに自壊してしまったということが近年の研究で判明しています。
広島城には当時1万人を超える兵士がいましたが、全てが即死だったそうです。
原爆の犠牲になった広島城。1953年ごろから城跡に再建されるようになりました。
その後1994年に完成し、2006年に日本100名城に選定されるようになりました。
江戸時代から広島は交通の要でもあり、物流の拠点として活躍しただけではなく、世界最大の造船施設があることでも知られる、経済の重要な拠点でした。
様々な時代背景を見守ってきた広島城の背景を知れるので、城に関してあまり興味が無い人にとっても、景色を眺めることで当時の状況、戦時中の使われ方などを感じ取るのができるでしょう。
その当時、どんな人が天守閣から眺め、どう思ったのか。
広島の爽やかな風に当たりながら考えてみるのも面白いかもしれません。
6.ばら公園
広島県福山市にある「ばら公園」は、シーズンには1万5000平方メートルの園内に280種5500本のバラが咲き乱れます。
5月中旬の福山ばら祭のメイン会場でも知られており、お祭り期間中は遠方からも観光客が訪れるほどの賑わいを見せています。
普段はそこまで賑やかではなく、地元市民の憩いの場として利用されているのが多く、のんびりと過ごすには最適な場所です。
そして入園は自由(駐車場:9〜18時)ですので時間を気にせずに楽しめます。
広島は海も山も近いので自然が意外にも豊富です。ばら園はその中でも花に特化した場所ですから、癒しを求める人は是非どうぞ!
7.三段峡
広島の自然観光スポットでも常に上位にランクインされるほど人気なのが、三段峡です。
広島県三県郡安芸太田町にあり、交通機関も充実しているだけに週末は遠方からも多くの観光客が押し寄せる場所として知られています。
中国山地に深く切れ込んだ約13kmに及ぶ渓谷です。原生林を縫う全長約13kmの遊歩道沿いには、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝が点在しており、三段峡の五大景観と呼ばれています。
原生林に囲まれた人間の手が及んでいない、自然そのままの姿を楽しめるのと同時に、非常に静寂に包まれた空間を演出していますので、滝本来の音を存分に楽しむことができます。
三段峡で見逃せないのが毎年4月29日に開催されている三段峡春まつり!10月下旬にはもみじ祭りが開催されるので注目です。
8.広島市安佐動物公園
広島の観光で外せないのが安佐動物公園です。
散策路の総延長は4km、約25万6000平方メートルという広大な敷地を存分に利用して、ライオンやレッサーパンダ、さらにはゾウにいたるまで幅広い動物を飼育しています。
その数は160種1700頭というから驚きです!
これだけの数を飼育しているのは日本でも限られた場所であり、ここまで広大な敷地面積を有している動物公園は日本最大級です。
自然に近い形で飼育されているのも、来園者に自然の素晴らしさと動物の雄大さを感じさせるには十分であり、来園者は皆満足そうな顔をしています。
安佐動物公園では、動物の生態が学べる動物科学館も併設されています。
綱引きを通じて動物の力強さを体感できるコーナーがあるなど、子供も大人も楽しめる動物公園となっています。
9.ガラスの里
全国でも珍しいガラスのテーマパークとして知られているのがガラスの里です。
園内にはガラスの博物館や美術館を初めとして、鏡の迷路などがある不思議な空間「ガラスの城」、ビーズの専門店といったここでしか味わうことができない多彩な施設が揃っています。
吹きガラスやサンドブラストなど様々なガラス工芸を体験が可能です。ガラスの織りなす美とロマンは、子供の頃から根付いているものです。
何故ここまで幻想的なものが、すぐに手に入れることが可能なのか?昔の人はガラスで自分の顔を見のは身分が高い人に限られていました。
現在では誰も気軽に見ることができます。
そんな時代背景を感じることができるガラスの里では、ガラスについて遊びながら学ぶことも、楽しみながらショッピングをするのも可能なので大人も子供楽しめる場所です。
貴重な古代ガラス作品を見てうっとりしてしまうかもしれませんし、これが伝統的なガラス工芸なのかと驚きを隠せないかもしれません。
園内にはレストランもありますのでゆっくりとくつろぐのが可能です。
10.みろくの里
210万平方メートルもの広大な丘陵地に広がるテーマパークが「みろくの里」です。
20機種のアトラクションを有する遊園地をはじめとし、昭和30年代の風景を再現した「いつか来た道」や「神勝寺温泉 昭和の湯」を楽しめます。
また夏場はプール、冬場はウインターイルミネーションを開催するなど三世代が楽しめるテーマパークです。
11.しまなみ海道
広島県尾道から愛媛県今治市に通じる高速道路でありあ、瀬戸内海に無数に点在する島々を眺めながら走行できるので、観光スポットとして人気があります。
また、自転車や原付、さらには徒歩でも渡ることが可能であり、特に自転車愛好家の間では日本の中でも一番人気のサイクリングスポットと言われています。
正式には、広島県尾道市の尾道福山自動車道(国道2号松永道路)西瀬戸尾道ICを起点とし、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などを経て愛媛県今治市の今治ICに至る、延長59.4kmの高規格幹線道路です。
約60kmもサイクリングができるというのが、嬉しいところですよね。
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