神戸に来たらぜひ行ってほしいオススメ観光スポット10選
更新日:2019年08月06日
港町として古くから栄えてきた兵庫県神戸市。
大震災を経験しても、衰えを感じさせることもなく今でも昔からの栄えた街並みを表現しており「お金持ちの聖地」としても知られています。
ここでしか味わえない時間、空間、楽しみ方があり、普段の生活とは異次元の世界へと案内される喜びはここでしか味わうことができません。
ここでは、神戸に来たらぜひ行ってほしいオススメ観光スポット10選についてご紹介していきます。
1.神戸コンチェルト
神戸は1000万ドルの夜景とも言われる港町です。
普段の喧騒とは別世界の魅力ある風景を楽しむことができます。
その中でも目玉だといわれるのがクルージングです。
港ならではの景色と夜景を楽しみながら食事をすることができ、県内外から多数の人がクルージングを楽しみます。
そんな神戸事情において、もっともアツいのが「神戸コンチェルト」になります。
日本のレストラン船の中でも最上位とも言われるほど内装が凝っており、幻想的なひと時を楽しむことができるまさに大人向け観光スポットです。
港を離れ、ゆっくりとクルージングしていきますので、流れる風景が時間の経過とは反比例しているように感じ、そこにはロマンという三文字しか浮かんできません。
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思い思いの時間を過ごし、食事の美味しさがどこかへ行ってしまうのではないかと心配されますが、そんなことはありません。
食事が美味しくなくては、良い雰囲気を維持させることはできません。
邪魔をさせない程度ではありますが、豪華な食事がひと時にプラスアルファとして輝く。
決して食事がメインでは無いということを神戸コンチャルトは口には出しませんが、結果として理解することができます。
まさに夢の世界へクルージングしてくれるのが神戸コンチェルトです。
航路としては、レストラン船としての通常航海の場合は、出航後進路を西に取り、明石海峡大橋手前の垂水沖または須磨沖で引き返すというものが一般的になります。
船上からは、神戸の街並みのほか、神戸空港、複数の造船所、和田岬、摩耶山・鉄拐山および鉢伏山など須磨アルプスの山々、平磯海岸、明石海峡および淡路島をはじめとした大阪湾の景色などを眺めることが可能です。
もちろん夜には夜景と共に景色を楽しめるので、昼と夜で違った姿を見せる神戸コンチェルトは、人気観光のひとつです。
2.舞子公園
神戸市にある公園で一番の人気を誇っており、週末には明石海峡大橋などが見られ、多数の観光客で賑わう憩いの場として知られているのが舞子公園です。
名前の由来としては、垂水区の西側あたりから明石市の東あたり一帯の浜を、古くは舞子の浜と呼び、ここは須磨の浜と並ぶ名所で、江戸時代には旅の休憩所として多くの待合茶屋が存在していました。
歌川広重画「播磨舞子の浜」では、風や強い波により砂が流され、自然に「根上り松」のような形となった白砂青松の美しい海岸風景が描かれ、昔からこの場所が多くの人にとって癒される場所であったことが理解できます。
明治時代に入ると明治天皇や有栖川宮がよく訪れ、明治21年に有栖川宮別邸(現・舞子ビラ)が設けられてからは、政財界人の別邸が近隣に建設されるようになりました。
この頃から神戸という場所はお金持ちの聖域と言われるようになり、大豪邸などが立ち並ぶ場所として全国から注目されてきました。
明治33年(1900年)に初の県立公園として、「舞子公園」が開設されました。
「鳳凰の舞うがごとき」と賞された老松の林と海峡の風景が広がる公園が人気でした。
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戦前まで松林は保たれていたが戦後になって、台風、車の排気ガス、病害虫などにより弱り始めました。
舞子公園のシンボルである松林を元に戻そうと様々な対策を行ったが弱り続け、昭和30年代後半には最悪の状況になってしまいました。
このため専門家の指導を受け、防風防潮林の設置、園路の整備、客土の施肥、肥料植物の植え付け、他の海岸縁に育った松を植えるなどの対策を行った結果、昭和40年台後半から成果が現れ始め、松林は回復してきたことが知られています。
これにより、現在の舞子公園は美しい景観を維持しています。
その後昭和61年から始まった「明石海峡大橋」の建設とその関連工事のため、順調に育ってきた1000本以上の松が移植されました。
その後、新しく南側の埋立地が公園となり390本の松が植えられ、明治時代まであった「根上り松」を周辺地域の人々と長い年月をかけて再生しようとする試みも始まっています。
3.五色塚古墳
神戸市にある兵庫県下最大の古墳として知られているのが「五色塚古墳」です。
製造年代は4世紀末から5世紀初頭と推定されており、国の史跡に指定されていることでも知られています。
この墳丘は前方部を南西に向けた三段構築の前方後円墳で、全長194メートル、高さは前方部で11.5メートル、後円部で18メートル、墳丘は葺石で覆われています。
「五色塚古墳」の呼称は、明石海峡を挟んで対岸の淡路島西南部の五色浜付近から、石を運んで葺かれたという説が有力でしたが、時間帯で変わる太陽の光によって葺かれた石が異なる色で由来するという説も最近は浮上してきており、どちらが正しいのかについては結論が出ていません。
古墳は三段に築かれ、一番下の段の葺石は付近のものであるが、上二段の葺石は淡路島東側で産出するものであることが知られています。
『日本書紀』神功摂政元年春二月の条に「播磨に詣りて山陵を赤石(明石)に興つ。
仍りて船を編みて淡路嶋にわたして、其の嶋の石を運びて造る」という記事がありますが、これが、五色塚古墳に関する伝承ではないか?と言われており注目されています。
瀬戸内海の海上交通の重要地点である明石海峡を望む高台に造られていることから、明石海峡とその周辺を支配した豪族の墓だと現在は考えられています。
濠のなかには前方部と後円部が接するあたりの東側に1辺20メートル、高さ5メートルの方形、および後円部の東側にも高さ1.5メートルのマウンドと呼ばれる場所がありますが、ここは当時、石が葺かれていたものとされています。
埴輪のほとんどは鰭付円筒埴輪で、4〜6本に一本の割合で鰭付朝顔形埴輪が立てられおり、ほかに蓋形埴輪や盾形埴輪が少数、出土しています。
濠の中には島状の土壇が造られ、祭祀を行った場所であると専門家などは考えています。
この古墳は以前の状態がそのまま残されているのではなく、第二次世界大戦中は古墳に生えている松を船材としたり、その根から脂を採集するなどされてきた関係で、メチャクチャにされてしまいました。
それが1975年の整備事業により造られた当時の様子を再現し現在に至っています。
4.相楽園
神戸市にある日本の文化財保護法に基づく登録記念物の最初の登録物件として知られているのが「相楽園」になります。
広さ2万平方メートルもの広大な敷地を有する庭園であり、ツツジの名所として知られています。
三田藩士・小寺泰次郎が幕末から明治維新の混乱で困窮する三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)らとともに神戸で事業を起こし実業家として成功を収めました。
そして小寺の私邸として建設されたもので、1885年頃から築造を始め1911年に完成させた広大な庭園と邸宅を総じて「相楽園」と呼んでいます。
ですが、当初は相楽園ではなく「蘇鉄園」と呼ばれていたが1941年に神戸市が譲り受け、名称を中国易経にある「和悦相楽」より取った「相楽園」と変えて一般公開されるようになったことが名前の由来です。
庭園の形式は池泉回遊式というものを基本としていますが、西洋文化の影響をうけた庭園ですので広場が設けられています。
戦前までは園内に小寺家本邸をはじめとする多数の建造物があった。
しかし西洋風の旧小寺家厩舎(重要文化財)以外は全て1945年6月の神戸大空襲により焼失してしまいました。
現存する大楠や蘇鉄林、大灯篭、塀、門などから失われた邸宅の雄大さをうかがうことができます。
第二次大戦後になって神戸市生田区(現・中央区)北野町から旧ハッサム住宅(重要文化財)が移築保存されました。
その後神戸市の迎賓館施設として相楽園会館、茶室「浣心亭」が建設され、さらに神戸市垂水区から船屋形(重要文化財)が移設されて現在の景観になった歴史があります。
5.神戸市水の科学博物館
水をテーマとして科学館として有名なのが「神戸市水の科学博物館」です。
人間だけではなく地球上のあらゆる生物は、水がなければ生きていくことができません。
それだけ毎日の生活に必要不可欠な水について楽しく学ぶことができるのが、神戸市水の科学博物館です。
連日子供連れの観光客が訪れ、週末になると多くの人で賑わうなど、神戸市を代表する場所です。
6.神戸ハーバーランド
兵庫県への観光として一番有名な場所が「神戸ハーバーランド」です。
神戸市中央区にある再開発地区の名称として知られており、辺りが全て敷地であるため多くの店が立ち並ぶ場所として注目されています。
デートスポットとして有名であり、大観覧車から眺める1000万ドルの夜景は全国各地から観光客が訪れる人気の場所です。
この場所は半身淡路大震災当時、神戸最大の商業中心地である三宮に比べて被害が少なく、翌日の1月18日には営業が再開され、地元住民からは重宝された場所だったのです。
現在は、観光名所として知られており、港周辺には震災モニュメントも設置されています。
7.神戸ポートタワー
港お景色を楽しむなら必ず行くべき観光スポットとして知られているのが「神戸ポートタワー」です。
普段の生活では中々感じることができない風景を感じさせてくれる場所として、常にデートスポットとされてきている場所です。
港の景色が楽しめるように、中突堤(埠頭)上に1963年に建設された展望用のタワーです。
その後、1980年代のメリケンパーク造成により東岸が、1990年代の中突堤中央ターミナル造成により西岸が其々埋め立てられ、現在は埠頭上には位置してはいません。
世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観(双曲面構造)が特徴であり、その独特の構造・形状から「鉄塔の美女」とも称され有名です。
神戸ポートタワーは高層建築物のモデルの一つとなっています。また日本で初めてライトアップされた建造物では、あまり知られていない事実です。
当時の神戸市長であった原口忠次郎さんは、元内務省の技術官僚でもありましたが、1959年にロッテルダムを訪れた際に、港を一望するユーロマストに感激しこのタワーの建設を思い立ったとされています。
そしてその4年後に神戸ポートタワーは実現することになりました。
それ以降、神戸港のシンボルとして広く知られ、修学旅行などの観光客が港町神戸を学習する際にその多くが立ち寄る拠点ともなっており、多くの学生にとって忘れることができない場所となっています。
中には売店・レストラン・展望台があり、周辺の景色を楽しめるようになっています。
2009年12月 - 2010年3月の間、神戸市によって建設以来の大規模な改修工事が行われました。
その総事業費は約3億3,000万円。
17年振りの鉄塔の塗装の塗り直しをはじめ、LEDの使用による新たなライトアップや展望室のリニューアル(1階床の一部ガラス化および5階天井に光ファイバーを使用した星雲状の星空の演出)、バリアフリー化がなされました。
8.メリケンパーク
神戸市中央区の神戸港にある公園として知られているのが「メリケンパーク」です。
広々とした公園には特徴的なモニュメントなども展示されていますので、神戸市の著名な観光スポットとされています。
メリケンパークは、神戸港事業の一つとして、1987年(昭和62年)にかつてのメリケン波止場と神戸ポートタワーが建つ中突堤の間を埋め立てて造成されました。
そこに神戸海洋博物館、ホテルオークラなどが建設されて、現在においてその景観の美しさから多くの観光客に愛されています。
北側には1987年(昭和62年)に著名建築家フランク・ゲーリー作の「フィッシュ・ダンス」という開港120周年を記念するオブジェが設けられ、中央芝生には1990年(平成2年)に第1回神戸ファッションフェスティバルを記念する鐘楼「オルタンシアの鐘」が設置されました。
これは港にある公園としては珍しく貴重な存在です。
東側の一画には、1995年(平成7年)の兵庫県南部地震で崩壊したメリケン波止場をあえて復旧せずそのまま残して、1997年(平成9年)に神戸港震災メモリアルパークとして整備され、震災の貴重な記録が保存されており、震災の凄まじさを物語っています。
9.神戸海洋博物館
メリケンパーク内にある「海と港と船」をテーマにする博物館として知られているのが、神戸海洋博物館です。
神戸港のシンボルの一つとなっており、その景観はとても特徴的であるために、大観覧車に乗ったときに見ることができる代表的な建築物です。夜間は青系の光でライトアップされますので、1000万ドルの夜景に一花添えています。
10.ルミナス神戸
神戸港中突堤から出向する旅客船であり、日本最大のレストラン船として知られているのが「ルミナス神戸2」になります。
旅客定員1000名を誇るほど大きな船であり、観光スポットとして知られています。
ランチクルーズが4000円程度で、ディナークルーズが8000円程度となっています。
世界最長のつり橋である明石海峡大橋はじめとして神戸の美しい風景を壮大なクルージングで愉しむことができるのが何よりの特徴です。
贅沢で良質な時間を過ごすことが可能ともあり、カップルや夫婦などから高い支持を得ています。
初代ルミナス神戸を引き継ぎ1994年に新造船ルミナス神戸2として就航したという歴史があります。
船内は1930年代、客船の黄金時代を彩ったフランスの豪華客船ノルマンディ号をイメージして造られていますのでその華やかさを感じ取ることが可能でしょう。
壮大なスケールで、未体験のときめきを贈ってくれる明石海峡クルージングできるのが魅力です。
レインボーに輝く大橋のライトアップと神戸市内の煌く夜景。
アールデコ調に統一され、充実した設備を備えた船内は、豪華客船ならではの贅沢な時間がゆったりと流れます。
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