長崎で絶対に行ってほしいオススメ観光スポット13選
更新日:2019年08月06日
観光と言っても、定番から穴場まで様々あります。
そして自然を満喫するのか、歴史を堪能するのかにより目的地も変わります。
どういった観光を体験したいのかにより、場所が変わるといっても過言ではないでしょう。
今回は、長崎の観光オススメスポットをご紹介していきます!
ここでは、長崎で絶対に行ってほしいオススメ観光スポット13選についてご紹介していきます。
1.グラバー園
旧グラバー住宅、旧リンガー受託、旧オラルド住宅などを復元しており、その周辺の庭までも再現しているのがグラバー園です。
約3万平方メートルの敷地内に、居留地時代から現存する国指定重要文化財です。
1863年に建てられた旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造洋風建築で、上から見ると四葉のクローバー型の屋根が特徴的です。
スコットランド出身の貿易商人である、トーマス・ブレーク・グラバーの旧住宅であり、現在は誰も住んでおらず展示場になっています。
密談をしたといわれる隠し部屋も見どころです。
園内の展望台からは長崎港を一望できるので、夜のライトアップも美しいとされています。
長崎は昔から貿易が栄えており、西洋文化をいち早く日本に普及させた場所として注目されています。
その中でも、中心的役割を果たしたのが長崎港です。
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グラバー園が、長崎港を一望できる高台に建設されたのも、その名残であるのと同時に、当時は航路でしか貿易をすることができなかった関係で、港付近に住んだほうが効率が良いという一面もあります。
グラバー園は長崎県にとっても一番有名な観光スポットです。
バリアフリーも充実していますし、交通機関も発達しています。
日本では数少なくなった路面電車も走行していますので、長崎の街並みを楽しみながら、グラバー園へ観光するのが可能です。
グラバー園近くには「オランダ通り」と呼ばれる場所があり、カステラや昔からの名物料理などが楽しめるので、帰りに立ち寄るのも面白いかもしれません。
2.ハウステンボス
「佐世保バーガー」でお馴染みの長崎県佐世保市にある、日本有数の観光地として最近は知られるようになったのがハウステンボスです。
佐世保は港が栄えているだけでなく、有事の際には隣国と近いこともあり、自衛隊の基地やアメリカ軍の基地が存在する重要な場所です。
昔から、外国との貿易が盛んであり特に「オランダ」とは深いかかわりにありました。
ハウステンボスはオランダ語で「森の家」という意味で、オランダとの深い繋がりがあったのを感じれるでしょう。
場内には40万本もの樹木や四季折々の花々が咲き、鳥などの生き物が暮らす自然豊かなリゾート施設です。
開業当時は閉園するのではないかと言われるほど経営状態が悪化していました。
ですが社長が交代するなどしてからは、イノベーションを次々に成功させ今では全国各地から観光客が訪れるようになりました。
その中でも一番の功績が「ライトアップ」です。
クリスマスシーズンなどは全国各地でライトアップイベントを行っていますが、その中でも電飾数が日本一を誇るハウステンボスのライトアップは、マスコミを初めとして、旅行関係者が注目し始めるようになりました。
それが関係して、近年は長崎県内でも著名な観光スポットとして有名となりました。
場内にはレストランやホテル、美術館などもあり、アミューズメント施設が点在していますので、宿泊してゆっくりと散策することができます。
シーズンごとに多彩なエンターテイメントを実施しているだけでなく、有名人なども度々訪れてはイベントを行っています。
尚、風景はまるでオランダ国内に移動してきたかのような伝統的な建築物だけでなく、風車などもありますから風情を楽しむのが可能です。
3.軍艦島
長崎湾の沖合いに浮かぶ端島を通称「軍艦島」と呼んでいます。
ここはかつて海底炭田の島として栄えましたが、炭鉱閉山とともに廃墟となり、その島の姿が戦艦「土佐」に似ていたため「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
現在はその中に立ち入ることはガイド付きツアーでなければできません。
一般の人が上陸することは禁止されています。
1916年に建設された住人たちの高層アパートや、31号棟鉱員社宅などが残っています。
現在は誰も住んでおらずそうした建物のみがひっそりと佇んでいるまさに廃墟です。
ミュージックビデオや映画の撮影などで度々使われることがあり、その幻想的な風景は多くの人の心の中に残ります。
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ですが、過去ここでは人口密度が日本一に輝くほど活気がありました。
その当時は炭田は貴重な存在で、高値で売れるので、人が移り住んだのです。
時代の変化は端島に大きなダメージを与えるようになりました。
その過去から現在に掛けての軌道を確認することも、長崎港周辺施設で知るのができます。
普段では経験できない、貴重でかつ歴史に触れる軍艦島の観光は長崎に来たならば是非行っておくべき場所です。
4.雲仙地獄
長崎県には雲仙普賢岳という活火山が存在しています。
長崎県で一番高い山とされる平成新山は、1990年から開始された噴火活動により形成されたものであり、火砕流などが鮮明に記録として残された世界最初の火山であることから、世界中の火山学者から注目を集めました。
依然からこの地域は火山活動が活発であり度々噴火により大きな被害が発生していました。
その傍らにはマグマが地下水を熱湯に変える過程で発生する、良質な成分が地下水に含まれることにより温泉が誕生しました。
昔から雲仙地域は良質な温泉が湧き出る場所として栄えており、それは現在でも続いています。
大小の岩の間から白煙が立ち上がり、硫黄の匂いが漂う場所こそが「雲仙地獄」と呼ばれている場所になります。
雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台にもなった場所として知られています。
地獄を見下ろす丘にはキリシタン迫害の歴史を物語る十字架が建てられているので、その姿を確認することもできます。
明治初期、お糸の処刑とともに吹き出したと伝えられるお糸地獄や、100度近い熱泉と水蒸気が湧く大叫喚地獄[だいきょうかんじごく]など約30の地獄が点在しており、島原地方の著名な観光スポットとされています。
また雲仙普賢岳周辺は日本初の「世界ジオパーク」に認定されており、その存在は世界レベルで貴重なものであるとされています。
5.長崎バイオパーク
動物たちが自然に近い状態で暮らす園内に徒歩で入り、直接触れ合ったりエサやり体験ができるのが「長崎バイポパーク」です。
長崎県西海市にあるこの場所では、哺乳類をはじめとして、鳥類や昆虫など200種類以上の動物が暮らす中で、世界最大のネズミの仲間であるカピバラと直接触れ合えるイベントが人気です。
日本においてカピバラと触れ合う場所は非常に少なく貴重な場所であるとも言われています。
大温室フラワードームでは、様々な洋繭や熱帯のチョウを見るのができます。
日曜、祝日は大型動物の餌やり体験を実施していますので、カバに餌を与えるのも可能です。
大人にとっても、触れあい体験は驚きの連続であり、熱帯の動植物などを見る機会は中々ありません。
子供はエサやりなどの体験は大人になっても、記憶として残るほどの強烈な経験になるので、大人も子供も楽しめる場所です。
もちろんおみやげも充実していますので、観光スポットとして人気があります。
6.九十九島パールシーリゾート
九十九島の美しい景色の中をゆったりとした気分で遊覧できるのが「九十九島パールシーリゾート」です。
九十九島は国立公園に指定されており、日本有数の観光スポットです。
佐世保港から出発し、いくつもの島からなるゾーンを船で巡るツアーはまさに圧巻です。
日本は島国であり、大小様々な無数の島から形成されているのを肌身で感じることができますので、大人だけではなく子供にとっても忘れることができない貴重な体験ができます。
リゾート内は西海国立公園九十九島水族館「海きらら」があります。
九十九島の海中世界を再現している「九十九島湾大水槽」やイルカとふれあうことができる「イルカプール」、九十九島にすむクラゲたちが癒しの音楽と幻想的な光の中に浮かび上がる「クラゲシンフォニードーム」などの展示コーナーが人気となっています。
点在する島々をその目で見ることすらあまりできない中で、日本の観光スポットの中でも異彩を放っているのが九十九島です。
世界で見てもここまでの密度で密集している島を一望できる場所は限られていますので、世界各国から観光客が訪れるなど賑わいを常に持っています。
7.七ツ釜鍾乳洞
1928年に発見された鍾乳洞として天然記念物にも指定されているのが七ツ釜鍾乳洞です。
長崎県は自然豊かな場所でもありますが、観光地と言えば長崎市などが中心になる、異文化コミュニケーションをしてきた歴史などに触れるものが多いです。
その中においても、全国的に例が無いといわれているのが七ツ釜鍾乳洞です。
これは約3500万年前にできた鍾乳洞として知られており、総延長1500mにも及びます。
清水洞を巡る、約260mのコースが観光洞として公開されています。
内部の気温は1年を通じて14℃程度になっていますので夏は涼しく、冬は暖かい場所です。
この環境から47種類以上の生物が生息しているのが確認されていますし、その中でもクボタノコギリヤスデという珍しい洞窟生物も存在しています。
側面に海藻の化石が見られる珍しい世界を楽しむことができます。
見どころは色々あり、石筍や大石柱、親子地蔵などの形状から名付けられた場所などがあります。
全国各地にこのような鍾乳洞はありますが、七ツ釜鍾乳洞はその中でも最古の歴史を誇っているとも言われているだけに、世界各国から観光客が訪れるなど、長崎県を代表する観光スポットとして人気を呼んでいます。
8.稲佐山公園
日本三大夜景に数えられ、その美しさからデートスポットとしても人気になっている場所が「稲佐山公園」です。
標高333mとそこまで高くはありませんが、長崎湾を一望できるだけでなく、長崎独特の地形から誕生した住宅街が山々をキレイにライトアップしている姿は、ココでしか確認することができない幻想的な雰囲気を出しています。
1000万ドルの夜景という言葉がどれほどのものなのか、楽しみにしている人は多いでしょうが、その言葉以上に稲佐山から眺める景色は素晴らしいものがあります。
日中に行くと、昔から貿易として栄えた長崎港から、遠くまで眺めることができますが、やはりメインは夜です。
観光名所だけあり、交通の便は良いので気軽に訪れるといいでしょう。
長崎の観光名所としては珍しく夜景を楽しめる場所です。
坂が多いので知られる長崎ですが、山々から見下ろす景色で、一番良い景観を保っているのがこの場所になります。
グラバー園をはじめとして、山の斜面に沿って住宅を建設するという独特のスタイルがどのようになっているのかを、稲佐山から確認するのができるので、まさに長崎を知る上で外せない観光スポットです。
9.長崎ペンギン水族館
橘湾に面して立つ水族館として人気なのが「長崎ペンギン水族館」です。
ペンギンの種類では日本一の飼育数を誇っており、世界に生息する18種類中8種類、約170羽に会えるペンギン好きにはたまらない場所です。
ペンギンプールでは、深さ4mの水槽の中を自由自在に泳ぐペンギンを見ることができます。
その他には、ムツゴロウやカブトガニなどの長崎の魚コーナーや、世界最大級の淡水魚・メコンオオナマズの展示、海の生物の観察や昔の里山を再現した自然体験コーナーなどもあります。
土曜日、日曜日、祝日には、ペンギンのエサやり・タッチング体験するのも可能です。
10.むつごろう水族館
諫早干拓の歴史を伝える資料館や、様々な施設が並ぶ「諫早ゆうゆうランド干拓の里」内にある水族館が「むつごろう水族館」です。
有明海をイメージした直径約5mの干潟水槽が備えられており、国内には有明海と八代海にのみ生息するムツゴロウをはじめ、ワラスボ、トビハゼなどの珍しい生き物を観賞することができます。
日本ではほとんど生息していないムツゴロウを守る動きが諫早市などでは取り組まれています。
有明海に面する佐賀県でも同様の動きがあり、ムツゴロウミュージアムなども展開されており、どういった生物なのかを広く認知してもらう動きが加速しています。
名前が一人歩きをしており、知っている人は多いですが実際のところ、どんな場所で暮らしているのかを把握している人はほとんどいません。
認知をしてもらうということで、むつごろう水族館はとても良い役割を担っているのです。
11.西海橋公園
西海橋の完成を記念して、佐世保市と西海市にまたがって造られた公園を「西海橋公園」と呼んでいます。
橋の下を流れる三大急潮は大潮の時は無数の渦が巻き、4月には約1000本の桜、5月には5000本のツツジと一緒に鑑賞できます。
針尾瀬戸に沿う丘陵地ではソリゲレンデやフィールドアスレチックなどの遊具で楽しめます。
12.高浜海水浴場
長崎市にある野母崎には「高浜海水浴場」があります。
「日本の水浴場88選」にも選ばれているほどキレイな景観を持っており、エメラルドグリーンの海が訪れた人々を癒してくれます。
沖縄県、鹿児島県に次いで海がキレイな場所として知られているのが長崎県ですが、その中でも一番キレイな海だと言われているのが高浜海水浴場です。
晴天の日には、軍艦島を眺めることができ波も穏やかですので子供連れでも安心して遊ぶことができます。
海の家もありますので気軽に訪れることができる穴場観光スポットです。
交通機関はバスが1本しかありませんので、自家用車が望ましいでしょう。
13.雲仙普賢岳
1991年の噴火により多数の犠牲者を出した日本でも有数の活火山です。
その当時は、火砕流を記録として残した世界唯一の火山だったこともあり、多くの学者が注目していました。
現在は、活動が穏やかになったこともあり、観光場所として認定されているだけでなく、多くの学者が調査の為に訪れるほど貴重な存在となっています。
付近には温泉施設だけでなく、火山活動が活発になったことで被害が大きかったことに関してのモニュメント施設などが作られています。
その当時どういった状況だったのかを感じることができる場所です。
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