箱根を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所9選
更新日:2019年08月06日
箱根と言えば温泉という風に考える人は多いかもしれません。
山々に囲まれた自然豊かな場所ですから、温泉以外にも多くの観光名所があります。
そもそも、箱根ってどこら辺なの?と疑問に感じる人は多いかもしれませんね。
簡単に説明しますと、箱根とは静岡県に近い神奈川県南西部の一角を指します。
お正月恒例の箱根駅伝では峠と言われる険しい山を走り抜けていますが、それだけ起伏の激しい場所なのです。
ここでは、箱根を観光するなら絶対に行ってほしいオススメ場所9選についてご紹介していきます。
1.箱根彫刻の森美術館
日本ではじめてとなる野外美術館として人気なのが「箱根彫刻の森美術館」になります。
普段は人気がありませんか、週末になると全国各地から多数の観光客が訪れ一気に賑わいを見せます。
山間にある閑散とした場所で、周囲の自然に溶け込むかのように美しい彫刻が姿を現します。
この付近は霧がよく発生することもあり、霧が発生している時間帯はまさに幻想的で神秘的な時間を過ごせ、ファンなどはその時間帯を狙って訪れるといいます。
そうでなくても日本ではなく西洋にワープしたかのような時間が包み込みますので、非常に素晴らしい瞬間を感じ取れるでしょう。
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貴重な彫刻が展示されている関係で、手に触れて感触を確かめることはできませんし、芝生内にも一部を除いて立ち入ることはできません。
テレビコマーシャルやニュースの背景画などに使われることも多く、自然とマッチした風景には多くの人を魅了する素晴らしさがあります。
アクセスも簡単であり、箱根登山鉄道鉄道線彫刻の森駅より徒歩2分でたどり着きます。しっかりと駅まで備えてあるというところが観光客に人気の秘密でもあります。
穴場などは車で行くほか方法が無い場合もありますので、手軽にいける場所というのは観光にとって欠かすことのできないメリットです。
開館時間は、
3月から11月までが、9時から17時まで。
12月から2月が9時から16時まで。
年中無休で入館は閉館30分前まで可能です。
2.箱根神社
箱根神社は九頭竜神社とも言われており、かつては箱根権現、三所大権現とも称されていました。
商売繁盛、金運守護、開運のほかにも縁結びなどのご利益があるとされています。
近頃は縁結びの神社とも言われている場所であり、夫婦やカップルなどが度々足を運ぶ姿が目撃されています。
以前まではどこにでもある神社だったのですが、テレビの旅番組で紹介されてからは、一躍有名となり人気観光スポットにまで成長しました。
近年はパワースポットとしても注目を集めており、毎月13日には「つきなみさい」を開催しており、日本中のパワースポットの中でも特に有力なパワーがあるとされています。
この場所は富士山からも近いとされており、特にパワーが集中する場所であると前々から言われていました。
火山活動が活発になれば、地球内部からの莫大なエネルギーが付近一帯を包み込みます。
そうした場所であるが為に、箱根神社は夫婦やカップルにとってはまさに有り難い場所であるとされるようになったのです。
最近は「パワースポット巡り」というツアーが組まれ、箱根神社は必ず訪れるスポットになっています。
常に観光客が賑わっており、その存在の大きさを物語っているような場所なのです。
御払いもしていますので、厄年や前厄の人などが連日訪れる場所でもあります。
伊勢神宮などに次いでこの場所は御払いスポットとして人気であり、開運書などでも紹介されています。
箱根神社には「箱根神社元宮」と呼ばれる場所があります。
ここは箱根三大パワースポットと言われている場所です。
願いが叶い、病気などにならずに、交通安全などに強いご利益があると評判であり、箱根園からロープウェイで約7分程度の場所です。
晴天時には富士山や駿河湾などが見渡せるパノラマが絶景であり、それを見るがために訪れる人もいるほどです。
3.箱根小涌園 ユネッサン
箱根小涌園は周辺のリゾート施設の総称であり、ホテルや温泉施設など様々な施設が立ち並ぶ一帯を指します。
その中でも人気があるのが「ユネッサン」です。
2001年1月1日に開業した温泉テーマパークとして人気を呼んでいます。
屋内プール施設の「ユネッサン」ゾーンと「湯〜とぴあ」ゾーンに分けられており、どちらも温泉の醍醐味を味わえるのと同時に「遊び」にも大きな試みをしています。
温泉は大人が癒される場所であったので子供にとってはつまらない場所でした。
そこをテーマパークと融合させることで、大人も子供も温泉で楽しめる場所を作り出したのです。
「ユネッサン」ゾーンでは、「ハワイアンズ」と同じく水着着用でウォータースライダー付きのプールや、世界で一番塩分濃度が高い死海を越える塩分量で身体が浮く浮遊風呂などがあり大人でも楽しめます。
さらに、ドクターフィッシュを入れた足湯などがあります。
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屋外に設置されている「湯〜とぴあ」ゾーンでは、従来忌避されてきた飲食物を利用したコーヒー風呂や緑茶風呂、日本酒風呂やワイン風呂といった一見ふざけているとしか思えないようなユニークなお風呂を愉しむことができます。
これとは別に、男女別で裸で入浴する大浴場や露天風呂といった日帰り入浴施設なども併設されています。
こちらは単体で利用が可能ですから、遊びという目的ではなくゆっくりと疲れを取りたいと考えている人向けにも利用できるのが利点です。
温泉は本来疲れを取るという意味がありあすが、ユネッサンでは遊びを取り入れたという斬新なスタイルが好評で、大きな支持を得ています。
ユネッサンには「ユネッサン イン」と呼ばれる単独で営業しているホテルもあります。
ユネッサンとは建物同士が陸橋で結ばれており、宿泊者はユネッサンを無料で利用することができるということで、連日予約客で一杯だという日もあり、とても充実した施設となっています。
連泊で箱根観光に訪れるならば、この場所は行って損はしない場所でしょう。
普段の生活とはまた違った景色を愉しむことが出来るだけではなく、日頃の疲れを癒す温泉施設が充実しており、子供も遊べる場所があります。
ここだけで軽く1日は使ってしまうほど充実した場所です。
交通の便も整っており、小田原駅や箱根湯本駅から箱根登山バスまたは伊豆箱根バスからユネッサン前バス亭まで無料シャトルバスが20分おきに巡回しています。
週末になるとバスが増便されるのでストレスなくたどり着くことができるでしょう。
4.箱根ガラスの森美術館
ガラスは人間の手により造られた中で一番不思議な存在だと言われています。
全く同じものを造るのは不可能であり、目の前に存在するものは唯一無二の物になります。
そのため、アンティークショップなどにある商品などはどれもが高価であることが多いですし、地球のものとは思えないような、そんな雰囲気すら感じさせます。
それをよく表現しているのが「箱根ガラスの森美術館」になります。
神奈川県箱根町仙石原にひっそりと、しかし優雅にたたずむ美術館です。
カフェレストランなども併設していますので、西洋を真似た庭園などを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる、まさに大人向けの観光スポットになります。
1996年に開館し、2007年にリニューアルしいました。
ガラスの飾りがついたフラッシュツリーやガラスの滝である「カスカータ」とイタリア語で噴水を意味している「フォンターナ」が出来上がりました。
これらを見れば西洋の文化が芸術や美術の分野でいかに発展しているかを、実感することができます。
日本のような職人とはまた違った伝統などを感じることができますので、施設を歩くたびに、西洋の香りが漂い日本にいることを忘れさせてしまうような雰囲気を感じることができます。
箱根にいるのに、そうではない気持ち。
このアンバランスがまさに観光に来ていることを実感させます。
普段の生活は同じような場所を行ったり来たりの繰り返しです。
普段からどんなことを考えて行動していくのかは定かではありませんが、観光は非日常を体験する為に行くようなものです。
そうなると、箱根ガラスの森美術館はまさにうってつけの場所でしょう。
開館時間は9時から17時30分までです。
年中無休で、最終入館は閉館の30分前までとなっています。
5.箱根登山電車
日本で一番勾配がある鉄道であり一番急な場所では80%にも及んでいます。
これは1000m走行する間に高低差が80mあることを表しており、一つの車両の端と端でも1.1m程度の差があることでも知られています。
スイッチバックをする鉄道としてもお馴染みであり、鉄道マニアにはたまらない鉄道です。
観光に訪れたのならば、是非一度は体験してみたほうが良いと地元住民などからは高い支持があります。
普段乗りなれた電車とはまるで違う体験をすることができるでしょう。
この鉄道は、1919年に開業した古い鉄道になります。
日本国外ではスイッチバックを利用して急勾配の場所でも鉄道を運転しており、大きな衝撃を受けたのがきっかけです。
日本の粘着式鉄道では最急の勾配や急カーブ、スイッチバックなどがある山岳鉄道では日本で唯一の本格的な登山電車とも紹介されます。
こういった電車を造る必要があるほど、この場所は昔から人の往来が活発であったことが理解できます。
箱根温泉を初めとして景勝地が多く存在する箱根一帯では、かねてから鉄道の必要性が叫ばれていました。
最初の計画は1896年まで遡ります。
元々、電気鉄道が1900年に国府津と湯本を結ぶ電気鉄道の路線が開業したことにより、それを温泉村にまで延長してほしいという要望が、本格的な建設作業に取り掛かるきっかけとなりました。
そこから紆余曲折があり、1911年3月1日に登山鉄道の建設が正式に許可されました。
しかし、それにはある条件がありました。
それが「自然の景観を極力損なわないこと」というものでした。
これは当時の技術からしてみてかなり苛酷だったことが言われています。
トンネルを掘るにしても峠を越えるような長いものを造る技術は昔にはありませんでした。
山を削ることは条件違反にあたりますから路線をどうにか工夫しなくてはいけません。
そこで思いついたのがスイッチバックでした。
ドイツやスイスなど山々が並ぶ場所で行われていたこの方法で、景観を極力損なわないで路線を繋ぐことが可能となったのです。
そうして箱根登山鉄道は完成したのです。
6.強羅温泉
箱根には様々な温泉地がありますが、その中でも箱根湯本に次いで大きな規模を誇る温泉地です。
この場所は1894年に早雲山から引湯によって開発がされました。
明治末期から強羅地区の開発は本格化し、強羅公園がこの地に造営されるようになり、その後登山鉄道が開通した大正時代には、財政界人や文化人らがこぞってこの地に別荘を求めました。
これが強羅地区が温泉地として賑わった意味にもなります。
1952年以降も多くの源泉が採掘されており、源泉ごとに泉質が多様で多くの効能がある温泉地として全国的にも珍しい場所であることが昔から知られていました。
その情報が入ると富裕層は益々この地に別荘を建てることに夢中になりました。
別荘から転じた保養所や、箱根の中でも最高級とも言われる高級旅館が立ち並ぶなどの進化を見せてきました。
この付近一帯には芸術鑑賞としての美術館などが多く立ち並んでいます。
強羅地区は箱根温泉の中でも、お金持ちが集まるようなそんな雰囲気を感じることができます。
普段の生活とはちょっと違う雰囲気を感じてもらうためにも、この部分を知っておくことは何よりも大事になってくるでしょう。
7.芦ノ湖遊覧船
箱根地域は、富士山が絶好の位置から見える景勝地として古くから愛されてきた場所です。
詩人や歌人などがこぞってこの地の美しさに惹かれ、味わい深い歌を詠んだことでも知られていますから、その風景が現在でも見ることができるのは幸せなことではないでしょうか。
そんな箱根では芦ノ湖を船で渡り周囲の景色を愉しむ遊覧船が運航しています。
箱根町、元箱根、箱根園、湖尻、桃源台の4つのエリアからなっていて観光遊覧船が繋いでいますので、観光として利用するにはもってこいの場所です。
また、九頭竜神社、駒ヶ岳ロープウェイ、箱根水族館など観光スポットが点在していて見所が多いのも魅力でしょう。
8.千条の滝
箱根には千条の滝(ちすじのたき)と呼ばれる日本でも珍しい形をした滝があります。
ここも観光スポットとして人気ですが、あまり人がいません。
つまり知らない人が多いので穴場だとされています。
この滝は蛇骨川上流に位置し、高さ約3mの岩盤を幅25mに渡って、幾筋にも分かれて水がすだれ状に流れ落ちることから「千条(ちすじ)の滝」と呼ばれるようになったというのが由来になります。
高さがあるわけではありませんので、迫力という点においては、他の豪快な滝に劣ります。
多くの人は豪快な滝を求めるあまりに、千条の滝のようなあまりインパクトの無いものに関しては見向きをしない傾向があります。
ですが、これも自然が作り出した美しいスタイルでありあまり例を見ないものですから、確かめておく必要はあるでしょう。
自然は、いつも同じような顔をしている訳ではありません。
雨水が増加するような場合には、まるで違った姿を見せるでしょう。
毎回穏やかであればどれだけ平和か知りませんが、自然は毎日のように様々な顔を持ちます。
1回だけでは飽き足らず毎回、同じような場所に足を運ぶ人は多いのではないでしょうか?
それはまさしく、自然に魅了されている証拠でもあります。千条の滝はそんな人にオススメの穴場観光スポットです。
9.仙石原のすすき草原
箱根の秋とも言われる場所であり、この地を訪れた源頼朝が「この地を開拓すれば米千石は取れるだろう」と言ったことが地名の由来になったとする説が有力となっているほど、昔からこの場所は魅力的だったと言われています。
金時山南麓、台ヶ岳北西麓一帯に広がる黄金の草原は、神奈川県の景勝50選にも選出されているほどのキレイな場所であり、箱根観光ではあまり知られていない特殊な場所です。
秋になると紅葉で多くの人は山に行きますが、すすき草原はまさに素晴らしい景色を楽しませてくれます。
日頃の見飽きた風景とは一味も二味も違う景色を楽しむことができるので、温泉だけではない箱根の魅力を感じることができるでしょう。
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